音がスピーカーから発せられて耳に届くのは何も直接音だけではありません。
実際のところ、壁や天井や床に反射したかなりの間接音を同時に聞いているのです。
だからこそ人は音により空間(の広さ)を感じることができ、広い空間で解放感を得ることができるのです。
むしろ、それがないとヘッドホンで聴く音と殆ど同じになってしまいます。

 

狭い空間では狭い空間の響きとなり、広い空間では広い空間の鳴り方をします。
不快に感じるほどの音の遅延が出る広すぎて遠すぎる反射音はダメですが、エネルギーを減衰させ、且つ自然な低域の量感を得るためには一定量のエアボリュームが必要です。通常フロアスピーカーを気持ちよく鳴すことのできる広さはおおよそ12畳~30畳程度です。

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