配電盤

日本は単相3線式で3本の線で電気が家庭に届けられています。
2つの線にそれぞれに100Vの電気が供給され、残り1つは中性線と呼ばれるものです。

通常100Vを得るためには、2線のうちのいずれかの線と、中性線を繋ぎます。
エアコンやIHコンロの中には200Vの電源を必要とするものもあり、その場合は2つの100Vの線を繋げることで200Vを得る仕組みです。

配電盤は上下、もしくは左右2列に分かれており、ブレーカーの取り換えで200Vを利用できるようになっています。
片側をL1層、もう一方をL2層と呼びます。

オーディオマニアの中には200Vの電気からステップダウントランスと呼ばれる変換器を使い、100Vのノイズの少ない電気を得ようと試みる方もいますが、メリットばかりではありません。
確かにノイズは少なくなるかもわかりませんが、ステップダウントランスにリニア方式の電源のパワーアンプを接続すると、瞬間的に電力が十分に供給されなくなる恐れもあるからです。

新築やリノベーション時には、思い切ってL1層かL2層、どちらか片方をオーディオビジュアルメインの電源にしてしまうのです。

片方の層だけでは家庭の電力が賄えないのであれば、75Aや100Aで電気の契約すると良いです。
とはいえ、全てを片方の層に寄せるのも非現実的ですから、客間のエアコン等、常時使わないものは混在させても良いでしょう。

配電盤の配置は上流より、ソース機器やプリアンプといった微細な電気を扱う機器を最上流のブレーカーより供給し、パワーアンプ等電力消費の高いものをその次のブレーカーからとります。

Audio & Home Theater